アン中尉の徒然日記

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ソード・ワールド2.0カースドランド編 呪われた地に挑め! パート2 

さて今回は少し前から始まったソード・ワールド2.0のリプレイを。

前回のミッションが予想外に簡単に終わって油断しているPTたち。

しかし封鎖領はそんな甘い場所ではなかったのです・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

GM:さて前回のミッションを達成したことでミッション【騎士団への入団試験:行方不明者の探索】が解放されます。
推奨レベル3だからまだチャレンジはしないと思うけどね。成長決まったら 2日目朝の自由行動タイミングです。
オーウェン:とりあえず一日休もう(迫真 宿屋ってか店か。
GM:ふむ では冒険者の店では「いらっしゃ……あら、新しい顔ね?【真紅の誓い亭】へようこそ」と、下半身が蛇の美しい女性が出迎えてくれます。
PLたち:ん?するとラミアかな推定
GM:うむ。下半身は鱗ではなく 虹色の羽毛に覆われており、更に脇腹が魚の鰓のようにパクパクと開いている。
オーウェン:だからもうちょっと萌えるというかそそる変異しなさいよ!
アウローラ:休めますかねここ?
#女性:「宿泊は 軽食つきの安全な宿泊で1人【冒険者LV×50】G、
“猟犬”が現れた時の為 眠った後で見張りをしてもらう、《護衛宿泊》なら1人30Gよ」システム的には 護衛宿泊の場合、休憩した後に“猟犬”に備えて見張りして、HPとMPがそれぞれ最大値の1割減ります。
アルダリオン:たけぇ!
ナオ:高いねぇ・・・


とはいえ背に腹は代えられないということもありとりあえず休息は決定事項のPLたち。


#女性:「依頼を受けたい場合は、あっちの依頼ボードから
適当な依頼を持って行ってね。その依頼票が依頼を受けた証拠になってるから。
それと──申し遅れました、私は店主をやってる、インゼ・ハイデマンよ。
以後、御贔屓に」
GM:あと、ここでミッション【配達】、【変異蛮族の討伐依頼】(両方推奨レベルは1以上)が解放されました。

 


アルダリオン:やあ女将。今日も時化た空だな。何か儲け話はないかい?
#インゼ:そうねえ。たまには明るい話題でも欲しい所だけれど。儲け話はー あ、そうね。なんでも、封鎖領のどこかでドレイクバイカウントが強い冒険者を探してるらしいわよ?
オーウェン:子爵級!?いやそんなのの相手したくないんだが・・・
*ドレイクバイカウント
大体蛮族の中でも強力な方でキャンペーンのボス級の強さ。レベル2とか3のPTだと一瞬で死ぬ

アウローラ:中々いい宿でしたね。少し酒場で話を聞いてみたら城の騒動は色々ややこしくなっているそうなので、酒場で依頼でも受けましょうか?
アルダリオン:討伐はわけのわからん強さのがでてくる。でも配達はそれとあんまり強さ変わらない敵の気がする割に報酬しょっぱい。
GM:うむ、大体あってる>討伐は強いのが出てくる 配達も十分強いのが出てくる
オーウェン:どっちにしても死ぬじゃないですかやだー!?


さすがサツバツの封鎖領!


アウローラ:じゃあ報酬ある程度ありそうな討伐にします
ナオ:討伐でいいんじゃないかなぁ。
GM:まあ配達でもクライマックス戦闘で強力な敵出てきて逃亡不可とだけは伝えておこう。
アルダリオン:なんで配達でクライマックス戦闘せなあかんねん(憤怒
GM:カースドランドだからね!


そんなわけでPLたちはミッション【(R)変異蛮族の討伐】を受領することに。


GM:ではまず 【変異蛮族の討伐】の内容について。
「変異の影響により、凶暴化した蛮族がヴィルトルードの付近で暴れている。
そのままにしておくのは危険な上、本人も哀れだ。討伐して楽にしてやってほしい」
という依頼となっております。
アウローラ:せめて人としての原型をとどめたまま殺してあげましょう 肉塊になって死ぬのは辛いでしょうから・・・・・・
アルダリオン:(元から人ではないがおいておこう)
GM:場所も分かります。ただしその場所に何が配置されるかは行ってみないとわかりませんということで。
オーウェン:問題は 途中に何が配置されるか
アルダリオン:とりあえず峠の町の向こうが目的地らしいけど前回行かなかったほう通ってみよう。やばければ引き返せばいいし。
GM:OK,では場所配置(コロコロ)  うわっ
ナオ:…なんだろう……?両極端な結果が待ってそう。
GM:濁った緑色の湖の畔に、薄く霧が立ち込めている。
霧の向こうには、粗末な建物を足元に従えた鈍色の城が不気味に聳えている。
フィールドイベントも判定(コロコロ) ちっこっちは何もなしか。
オーウェン:すさまじく近寄りたくない臭!
アルダリオン:見なかったことにしよう(震え声
アウローラ:好奇心は猫をも殺す ただでさえ死に安い職業やっているのに首突っ込む義理はありませんね。
GM:城の下に立つ家々は、村のような状態になっています。
霧をかきわけて村に入る事も、城へ向かう事もできるでしょう。当然、何もせず立ち去ろうとすることもできます。


雰囲気であからさまに怪しさを察知してたPLたちは即座に立ち去ることを選択。
しかしイベント判定で道を見失い前回立ち寄った峠の町のマスに到着してしまうことに。

 

#門番:止まれ。すまないが、壁の整備の為、通行税を払わぬ者を
通す事はできない。120G、もしくは《韋駄天コイン》1枚だ。

 

ナオ:PTで?一人?
GM:おひとり様価格だね!
オーウェンぐぬぬ 序盤で金がないというのに
アルダリオン:まだ戦闘はしとらんしいけるやろ さすがに割に合わないんじゃない?

 

そんなわけで町もスルーして次のマスへ。


GM:では場所決定(コロコロ) えーと、こんもりとした森に覆われた丘を登ると、
古い館が立っている。君たちは、館に灯りがともっているのを見た。特に見つけただけで何か起こったりはしません。
アルダリオン:一応城よりマシな雰囲気だから・・・泊めてもらえないか交渉する余地はあるかもしれん。
アウローラ:いかにもおいでおいでとか言っていそうですが、依頼優先にしましょうかね


結局ここもスルーして目的地を目指す一行。
いや、下手に寄り道すると危ないらしいし・・・


GM:では場所はっと(コロコロ)おおっと。
谷底に、無数の岩が積み重なっている。岩の隙間を抜けていけば、谷を通りぬけることもできそうだ。
……ただし、谷の合間には ガスのような匂いも漂っている。ということで 難所です。

 

難所とはこのサプリ独自のシステムで道を探索判定で探しながら進まなければいけないという場所。
つまり普通の数倍進むのに時間がかかり危険な場所だと思いねえ。


GM:まず皆さんは 難所MAPの下から侵入した事になります。
今回の場合南からの侵入なのでそのまま見た通りの向きになりますが、
仮に西からや北から、東から入った場合でも 難所MAPの下から侵入した事になります。難所に入ったら、MAPに方向を書き込んでおくのでそれを参考にしてください。
探索判定に成功した場合、そこに現在地から《道》が繋がります。
道には 一本道・十字路・T字路・曲がり道・行き止まり があり、ランダムに選ばれた種類の道を 好きな向きで置く事ができます。
ただし、現在地から繋がらないように置く事はできません。
自由行動②、難所内部の移動タイミング。探索判定が1tb1度な都合上
新しい道を進む場合は1tb1マスですが、道が繋がっているのであれば最大5マスまで進む事が出来ます。
ただし、道が繋がってる先にパラグラフが存在しない場合、封鎖領を閉ざす壁に阻まれて 脱出できません。この場合、難所の地図は完成したとは扱われません。
地図が完成している場合、次回以降難所に侵入した場合、その地図を使う事ができます。


アルダリオン:……んん?今ここでとりあえず突入して半分位まで探索したとしますな?
GM:うん。
アルダリオン:で消耗が激しかったりで帰還、まぁさっきの峠の町ででも寝てまた翌日やってきた。地図が未完成のまま やむを得ず引き返したり。もしくは全ての道が行き止まりに成ってしまった場合はこの時って難所の中身どうなるんですか(震え声
GM:あ、破棄されるんで最初っからやり直しですね!
オーウェン:ブッ!?
ナオ:やっぱりぃいいいいいいい
アルダリオン:イヤァァァァ さーて帰ろうか!みんな!
GM:あ、でも到着した時点で確定でミッションイベントは発生するのだ。
ナオ:ということは入り口でミッションイベントやっちゃって、もどりゃぁいいよね。


GM:あともう一つ。完成した地図は複製可能です。地図1枚につき1人1回まで、
羊皮紙とインク、ペンを所持していれば複製できます。地図が複雑であればあるほど難しくなりますのでご注意を。
アルダリオン:まさか地図作成判定を要求するというのか 複製するだけで!
GM:要求するさ!
オーウェン:するのかよ!
アウローラ:どうせ難所の向こうのエリア行けーなんて言われない限りは大丈夫だよ バックレてもいいんだし(フラグ
GM:ではえーと、目標の居場所決定 1-2:西 3-4:南 5-6:東 (コロコロ)あっ・・・《変異蛮族は東の方に向かった》という情報を得ました。うん、難所の向こうやな・・・
更に変異蛮族は 両膝から杭が伸びており、転倒させられる効果や強制的に移動する効果を受けた場合、全身を支えて回避力に-2の修正、移動不可能なペナルティを受ける代わりに 転倒・移動の効果を受けない。という変異を持っている事を教えて貰えました。
アルダリオン:もしかして最初の1枚つくるのにも羊皮紙etcいるの?俺ら持ってないけど。
PLたち:あっ!?
GM:あ、今回通達し忘れてたので 最初に限り 村人から貰えた事にしていいです!


ほっと胸をなでおろすPLたち。


オーウェン:さてどうしようか 突破はできるかもしれんが帰りが怖い。
アルダリオン:ここ突破しても帰りにペナ受けた状態でくぐり抜けるのまずいからいったん帰って休まない?
ナオ:そのほうが良さげやね。
アウローラ:かなぁ。


ということでいったん準備を整えに戻ることを選びます。

 

GM:では時間経過、移動宣言は自動決定。
ランダムイベントは(コロコロ) えー依頼とは無関係の変異蛮族が出現しました!一体ですね。


オーウェン:シャープタクティクス使って知識判定(コロコロ)13 まあわかるかな?


GM:敵はゴブリンシャーマン、欠片はないから安心してね!


オーウェン:(データ確認中)ってレベル5かよこいつ!
アウローラ:回避力14だってさ。高いなあ。
GM:えーと リザードマンと同じ黒い腕(1H攻撃の命中+1)
二足の馬人:移動力+5の代わり部位:足の装飾品装備不可能
過敏すぎる耳:聞き耳判定に+2の修正の代わり 声や音を用いた効果への生命・精神力抵抗に-2のペナルティこれが持ってる変異ですね。
オーウェン:バニッシュ効きやすくなってるんならありがたいんだけど。どうなの?
GM:うーん、声じゃないからなあ。
アルダリオン:まぁ1:4なら苦戦しつつも倒せる気はするんじゃが
GM:戦うなら先制値 12!
アウローラ:(コロコロ)取りました。


ちなみに成功したの一人だけというかなり危ない状態!


オーウェン:まずはバニッシュを食らえ!(コロコロ)う、11か 向こうの見てから変転は判断しよう。
GM:(コロコロ)15 回しても抵抗するで。
オーウェン:くそ、変転使ってもダメか
アウローラ:ならキャッツアイ使って投げ(コロコロ)14
GM:(コロコロ)あ、6ゾロで回避。
ナオ:ふぁ!? まぁ、マッスルベアー使って殴るか。(コロコロ)12
GM:(コロコロ)14で回避。
オーウェンGMの出目が高いなあ
アルダリオン:こっちも攻撃(コロコロ)13。
GM:(コロコロ)16ね。


もともとレベル差による基準値が結構あるため初回は全く攻撃が当たらず。


GM:ではこっちの攻撃 妖精魔法でファイアアロー4倍拡大!
オーウェン:うお、こっちまで届くのか 13m取ってたのに。
GM:射程30やからな 行くぞー(コロコロ)15目標に精神抵抗どぞ。

とはいえほぼ初期ビルドのPTに耐えられるわけもなく全員抵抗失敗。

GM:えーと、アルダリオンに15点、ナオに12点、オーウェンに9点、アウローラに15点!
PLたち:一瞬で半壊したぞおい!?
オーウェン:まずい、4倍拡大でキュア。一括で行使判定(コロコロ)成功、回復!
ナオ:なんとか、持ち直したな。
アウローラ:もう一回投げ!(コロコロ)15。
GM:(コロコロ)17。
ナオ:こっちも攻撃!(コロコロ)16、どうだ!
GM:(コロコロ)また6ゾロで回避やね!
ナオ:きぃいいいいいいいいいい
アルダリオン:次揺り戻しだな(震え声  魔力撃でぶん殴る(コロコロ よし17!
GM:(コロコロ)あっピンゾロ・・・うむ、そっち命中。
アルダリオン:(コロコロ)回らなかったか17点。 半分近く削ったね。
GM:ではゴブシャーの手番。ファイアアローを二倍拡大で(コロコロ)アルダリオンとオーウェンに撃つ。えーと、こっちの達成値(コロコロ) 19ね 抵抗どぞ。
オーウェン:おいばかやめろ!?
アルダリオン:6ゾロ出しても届かないじゃないですかやだー!?
GM:ダメージは11点と12点。ただこれで魔法撃ち止めなんだよねえ 意外と燃費悪い。
 

実際これ以上撃たれると死人が出かねんレベルである。
コワイな高レベル魔法使い。

 

アウローラ:では今度こそ投げ!(コロコロ)16。どうでしょ!
GM:(コロコロ)げ、出目が腐った11。すてーんと地面に転げながら 転倒!
アウローラ:ダメージは9点ですね。
ナオ:さぁ、殺意の始まりだ!(コロコロ)14。
GM:(コロコロ)うぐ、妖怪一足りない。
ナオ:(コロコロ)ちょっと低いな16点!
GM:ま、まだ4点残ってるでHP!防護点が無ければ即死だった。
アルダリオン:んじゃとどめにかかるか(コロコロ)う、11。
GM:(コロコロ)今度はいちたりたぞ回避!
オーウェン:じゃあアルとアウローラにキュアを どうせ乱戦の真っ最中だしMPないんならこっちは攻撃できないだろう。(コロコロ)成功、それぞれ回復。
GM:うむ、ゴブシャーの手番。アウローラに殴りかかる!転倒で-2黒い腕で+1(コロコロ)14。
アウローラ:(コロコロ)16で回避ですね!こんどはこっちの攻撃、キャッツアイかけて投げ(コロコロ)14。
GM:(コロコロ)11か、ダメージどぞ!
アウローラ:(コロコロ)9点!「てーい!」
GM:うむ ぴったり0だ。ゴブリンシャーマンは投げられた後 ぐぐぐ、と体を支えて起き上がろうとして地面に崩れ落ちた。さあ剥ぎ取りするがいい。


今回の剥ぎ取りは豪華な装飾品(500G/金白A)1d個という結果を引くもダイスで1を引いてしまい結局500G。
相対的には儲かってるとはいえなんとなくしょっぱいオチで困る!


アルダリオン:ところでさ、長丁場が見えてきたんだけど俺たちまだ難所入ってすらいないってどういうことなの(震え声


はたしてPTたちは無事に変異蛮族を討伐することができるのか!
次回へ続く。