アン中尉の徒然日記

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ソードワールド2.0カースドランド編 呪われた地に挑め! パート1

さて今回は最近キャンペーンに参加してるソードワールド2.0の簡易リプレイを。
最近はオンセという便利な手段とニコニコあたりのあれでTRPG人気が少し伸びてる気もします。
今回はソードワールド2.0のサプリ「カースドランド」を使用しています。
うわさに聞くところによればトップクラスに殺意が高いようではたして生き残れるのか!あ、途中であっさり全滅したらその時はその時で。

 

 

 

 

舞台はフェイダン地方アイヤール帝国内「封鎖領」ハウペリア。
簡単に言うと昔ここで人族と蛮族の大決戦があったのですが追い詰められた蛮族側がコールゴッドして敵味方の軍をまとめて吹っ飛ばしたおかげで土地に呪いがかかってしまい慌ててアイヤール帝国は呪いのかかった地域を隔離したといういわくつきの土地。

分かりやすく言うならオデッサマ・クベが核弾頭ぶっぱしたんだけどガンダムもいないしエルランが特殊部隊を送り込んでくれたりもしなかったと思いねえ。
ここには夜ごと謎の魔物が人族と蛮族見境なしに襲い掛かりしかもここに住む者には人蛮関係なしに謎の呪いで体が変質していくという恐ろしい場所なのです。
PCたちはこの呪われた「封鎖領」から脱出目指してあれこれ冒険を進めていくというもの。(今回は導入が封鎖領の脱出となっております。この他にも封鎖領の地図を作れとか魔剣の情報をとってこいという導入もあり。)

 

 

参戦PCは以下の四人 初期レベルは2

ナオ=キウィ
種族:ライカンスロープ [特徴:暗視/獣人の力/獣化/弱点(銀+3)]
生まれ:戦士
性別:女
穢れ度:2


ファイター   2 Lv
スカウト    1 Lv
エンハンサー  1 Lv


武器 モール メイス2H
防具 スプリントアーマー

 

アルダリオン・イストリオ
種族:ドレイク [特徴:暗視/限定竜化/光ブレス/弱点(魔法+2)]
生まれ:戦士
性別:男
穢れ度:3

ファイター   2 Lv
マギテック   1 Lv
スカウト    1 Lv

武器 バスタードソード
防具 スプリントアーマー

 

アウローラ
種族:ナイトメア  [特徴:[異貌][弱点/土]]
生まれ:戦士
性別:女
穢れ度:1

グラップラー   2 Lv
セージ     1 Lv
スカウト    1 Lv

武器 イージーグリップ
防具 クロースアーマー

 

オーウェン・フェアファックス
種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転]
生まれ:神官
性別:男
穢れ度:0


プリースト(ユリスカロア)  2 Lv
セージ            1 Lv
バード            1 Lv


武器 クォータースタッフ
防具 ソフトレザー


いきなり蛮族PC二人という普通ならなかなかないPT。
しかしまあ封鎖領なら仕方ないであっさり通るあたりどんだけサツバツな場所なんだよ!


そんなわけでセッション開始!

 


GM:はい、現在、1日目の朝、《城砦都市ヴィルトルード》。
皆さんは集めた情報から、ハウぺリア子爵を守る『黄角騎士団』、もしくは封鎖領内で武装馬車を管理する『韋駄天ギルド』どちらかに接触する事を決めます。
導入ミッション、《騎士団に入団せよ!》《韋駄天ギルドに接触せよ!》
どちらかを選択してください。それが最初のミッションとなります。

ナオ:どっちでもいいかな。この体にしたやつをぶっとばせるならね。
アルダリオン:しかし、武装馬車を管理するギルドに仮に入った所で、そこから脱出できるとは思いがたいのだが……
オーウェン:いや、ここを出た後のこと考えると正規の騎士団経験の肩書はでかいんじゃないか? そもそも俺はともかく君たちアイヤールではあまり日向は歩けまい。

 

まあ国によっちゃ蛮族PCどころかナイトメアでも迫害される国デフォであるからね・・・
アイヤールあたりなら最前線なら第二の剣信者とか蛮族でもOKなあたり寛容な方である。

 

オーウェン:なので公務員経験者の肩書はでかい 騎士団のがいいのではなかろうか。ここの外ではバルバロスやナイトメアを迫害するところも多いと聞く。私は詳しいんだ!(詳しくないフラグ)
アルダリオン:ふーむ、納得できる言説だったからオーウェンに同じく騎士団の方に一票を投じよう。

 

そんなわけで最初のミッションは騎士団入隊を目指すことに。

 

GM:では、皆さんは黄角騎士団の本拠地があり、新たな入団希望者が集まる、ハウぺリア子爵家──『黄角城』の門を訪れます。
#兵士:ここは【封鎖領】ハウぺリアの主、ハウぺリア子爵の居城である。悪いが、騎士団で無い者を通すわけにはいかないが──いかなる用だろうか?」
GM:そう言っている兵士の腕は、普通の人族のそれに比べて、
そしてもう片方の腕に比べて倍以上に膨れ上がっているようだ。

 

まあこの封鎖領で五体満足なほう探す方が難しいというね!


アウローラ:騎士団への入団を希望したいのですが、手続きはどこで行っています?
#兵士:「ふむ、入団希望者か。 我らは常に人手不足でな。本来であれば、すぐにでも入団試験を行うのだが……生憎、現在入団審査を行っている副団長・ルガルド様は、公用にて城を離れている」
オーウェン:おや、行き違いか・・・
ナオ:ふむ、するといつ入れるんだ?
アウローラ:では試験はいつごろから行えます?
#兵士:「別段、ルガルド様が戻られるまで街で待っていてもいいが
あの方は、己の意思で行動を起こす者を好まれている。
入団を望むのであれば、【峠の街】まで会いに行く根性を見せた方がいいだろうな」
GM:兵士は、【峠の街】がある場所を教えてくれます。


このキャンペーンではダイスとイベントによって地図を作成し、イベントマスを配置していくタイプ。
このようにイベントを起こすことでマスが配置されていったりダイスでランダムに配置されます。

 

ナオ:2マス離れたところか。
オーウェン:意外に近いな・・・
#兵士:「それと、お前たち見た所城砦都市には来たばかりだろう?まずは【変異研究所】へ向かい、献体契約をした方がいい。詳しくは、向こうで説明してくれるだろう」
オーウェン:あからさまに怪しいが行かないわけにはいかない・・・!
ナオ:行くべきなんだろうなぁ。
アルダリオン:まぁいくべいくべ。
オーウェン:助かります、あと、副団長殿への入団希望であることを伝える手紙か書類をいただきたい。
#兵士「では、この手紙を持っていくといい。
別段、ご本人へその旨直接伝えるだけでも問題は無いだろうが」と、言うと 1枚の手紙を渡してくれました。交易共通語で【入団希望者です】とだけ書かれたシンプルな物です。
アウローラ:(いくらなんでも適当すぎよねぇ)
オーウェン:(こんな適当でいいのか仮にも騎士団)


そんなこんなもありつつとりあえず研究所に行ってみることに。


GM:では、皆さんは 教えられた道を通り、露天広場のはずれにある大きな屋敷へと辿り着きました。表には交易共通語や蛮族語等、様々な言語で
【変異研究所 いつでもウェルカム 但し肉塊お断り】と書かれています。
アウローラ:実験動物にする癖に肉塊お断りとかほんといい度胸しています。
オーウェン:すさまじく怪しいな・・・ 騎士団の情報でなければ近づきたくないぞ。
アルダリオン:肉塊にまでなってしまえば玩具にされることはない、いざ完全に死にたい時には選べる、ということで朗報じゃないかね(といいな)
ナオ:うーん。あんまり嬉しくないねぇ。
オーウェン:とりあえず扉トントン。
GM:では扉が開くと背中に数十本の腕がうねうねと動く、艶めかしい雰囲気の女性が顔を出しました。
オーウェン:おいもう少し萌える変異しとけよ! 薄い本的に!
アルダリオン:なんで本人からしてロクでもない変異してるんですかやだー!
#女性:あら、死体を連れて無いってことは。新規のお客さんかしら?ようこそ変異研究所へ。私の名前はテグシパ。ここでは、《暴食の膿夢》により生まれる変異について研究しているわ。私と契約したら、この《献体プレート》をあげる。このプレートをつけている死体をこの研究所まで持ってきたら、お礼に1000Gをあげるから、《封鎖領》にいる限り、まあ時間はかかるかもしれないけれど延々放置され続けるってことは無いわね。そしてもしもプレートを持って死体で研究所に運ばれてきたら、
無料で生き返らせてあげる。ちょっと蘇生する時に体をいじくるから、肉体変異を起こす危険は無いとは言わないけれどね。
GM:具体的には 蘇生時に膿夢侵蝕度が1d追加で増加しますが無料で、かつ全滅しても蘇生してくれます。
アルダリオン:無いとは言わない(可能性が低いとは言っていない。
ナオ:せやねぇ。なんか美味しいだけやないっぽいけど。。。
オーウェン:さらっと危険発言の件
アウローラ:つまり他で蘇生するよりも変異しやすくなる ってことですね。


まあ普通に蘇生するとできてもこの時期だとあまりにも高い一万ガメルなので否応もなく契約することに。
南から峠の町に行く選択をした結果出たダイス目により「塔の村」が配置されました。ここは比較的安全なマスのようですが副団長の情報は見つからず。


アウローラ:ぐるーっと大回りして峠の町目指した可能性が?
ナオ:めっちゃ遠回りやんw
オーウェン:なんでそんなベリーハードにwwww
GM:場合によっては皆さんもそのルートいってた可能性ありますね!
ナオ:ファッ!?
アルダリオン:wwwwwww
GM:ダイスで通行すらままならない場所が連続で出たらそうなるしかないんや!
このサプリ発売直後に試しにやった人いわくヴィルトルードの回り全部通行きつい場所になって詰んだらしいから……


どんだけ殺意高いんだよ!?
村を出るときに「安いヨ安いヨ!他人名義の《通行証》1枚6000G!通る時にバレたら剥奪されるおまけつきだ!」
とかいう売り子の声も聞こえるしほんま封鎖領はサツバツやで・・・
そんなこんなで峠の町のマスに入ったところ・・・


GM:えーでは皆さんが山道を歩いて行くと馬車の集団が、蛮族たちに襲撃されている場面に出くわします。馬車はどうやら韋駄天ギルドの武装馬車のようで、幾人かの冒険者が蛮族に応戦していますが何分多勢に無勢、段々と押されてきているようです。
アウローラ:正直関わりたくないんですが見逃したことがばれると副団長に何か言われそうだしなぁ。
オーウェン:仮にも騎士団入団希望者が見捨てるわけにも行くまい。ところで敵は何体だ?
GM:1種類なのよね。1種類が2体。1体は明らかに変異が進んでる。


この封鎖領で出てくる敵は変異を持って強化されているパターンが多いのです。
これはこのサプリ独自のルールの模様。


オーウェン:魔物知識判定(コロコロ)ボーナス入って14 これならわかるやろ!
GM:えーっと、それだとわかりますな。リザードマンが二体 変異持ってるほうは欠片もちな!
オーウェン:レベル4じゃねぇかwwww (この時点でPTは全員レベル2である)
ナオ:おい、殺意たけえぞwwwwww


あとでわかるが実はこれでも出る中では最弱に近かったというオチが・・・


GM:で、敵の変異だけど
黒い腕:用法:1Hの武器を用いて近接攻撃を行う場合、命中判定に+1の修正を受ける。
魔剣封入・足:片足に魔剣が封入されている。補助動作でMP10消費によって3分の間、片足を使えない代わりに魔剣を使って戦える。
闇の住人:射撃から身を隠す黒い霧が全身から噴き出る。射撃攻撃からの回避判定に+2 あ、魔剣は グレートソード+1のようですな。
ナオ:倒したらもらえるんかな?
アルダリオン:あれ?こいつ倒したらグレソ+1もらえるん?
GM:本人の足と同化してるので貰えません
アルダリオン:足ぶっ壊して剥げばええやないですか!
オーウェン:足ぶった切れば奪えるんじゃないんですか!?

 

うむ、PCの側のセリフには思えんがこれがラクシアである サツバツ!

GM:本人の足が変異してるので 本人から離れるとただの足になっちゃうんだ!

くそっ人族に有利なバグばかり訂正しやがって!(byスパ帝

 

アウローラ:(コロコロ)先制判定は12ですね。
ナオ:こっちは13。
GM:こっちは10だからなあ 先制どうぞ。位置取りはどうする?
アルダリオン:前衛三人は10mで。
オーウェン:こっちは15m。とりあえず蛮族が相手なら先制でバニッシュ(蛮族とアンデッドに対して弱体化をかける魔法)! 
これ味方が乱戦になる前にしか使えないからな。(コロコロ)う、12。
GM:普通のは抵抗、欠片入りはロール(コロコロ)げ、11。欠片入りがバニッシュにかかった。
アルダリオン:わはは いける(確信
オーウェン:(コロコロ)えーっと、効果は命中回避がマイナス1ね
アウローラ:これだったら欠片入りに投げかけて回避下げるのでそこに集中攻撃ってのはどうですか?
アルダリオン:そーしよー
ナオ:オッケーだねぇ。
アウローラ:では欠片入りに投げ(コロコロ)う、低い、11orz
アルダリオン:まぁ、まだGMがしくる可能性あるし
GM:(コロコロ)こっち7かよ! 当たるわ。
アウローラ:(コロコロ)ダメージは6点で。
GM:ダメージは1点だけどペナが痛いな!回避-2 バニッシュ食らってるから3やぞ。
オーウェン:倒れた相手は囲んでボーで殴れ ユリスカロア様の教えにもある!
ナオ:そんじゃこっちも攻撃 (コロコロ)低いな命中12.
GM:こっち補正-3だぞ!(コロコロ)うん、当たった。
ナオ:(コロコロ)ダメージ16点!
GM:あれー 凄い痛い。おかしいな 確かに強い方の蛮族では無いが
ここまで一方的にやられるボスでは無い筈なんだが。
あ、あとここで馬車からの援護射撃入るよ。 (コロコロ)6点の魔法ダメージ。欠片入り狙うでいいよね?
PCたち:OK(ズドン
GM:しかしどうするか・・・まだ投げのペナ入ってるしな。とりあえず両方範囲攻撃のティルスリープ!

 

ここではアウローラとナオにヒット!
防護の低いアウローラには結構痛い。


オーウェン:んじゃあ前進して回復するかー。
アルダリオン:あっ やべぇ開始前に言い忘れたんだが制限移動3mでないと呪文使えない・・・オーウェン15mだったよね?
オーウェン:あっ しまった通常戦闘初だから忘れてた!

 

しかしここでも投げが決まりタコ殴りにされた欠片入りリザードマンは瀕死状態。
援護射撃が決まって撃沈することに。
残りのリザードマンも投げからのコンボで撲殺されることに。

 

#リザードマン:畜生ッ!正々堂々と正面からやりやがれ!
ナオ:正々堂々と、正面からぶっ飛ばしてるわよ?
オーウェン:やかましい勝てばいいんだ! 後からなら何とでも言える!
アウローラ:略奪者が何言ってるんですかこの○ばt野郎
#リザードマン:クソッ……テイルスイープは完全に入ってたのに……


ボス戦終了! その後無事に入れた街の中で副団長ルガルドにも会うことができ騎士団入隊を申し出ることに。


#ルガルド:ほう?腕の立つ新規入団希望者は いつでも歓迎している。
リザードマンを討伐する腕の持ち主たちであるならば、いつでも構わない、と言いたい所だが実は今、少々困った事があってな。入団試験を兼ねて、その解決を依頼したい。詳しくは、《城砦都市》に戻り次第話そうと思うが。我々はすぐに帰りの馬車に乗り込むが、君たちも同乗するか?


当然快諾し一緒にヴィルトルードに戻ることに。
ここで騎士団入団試験ミッションが解放され初ミッションは成功!


GM:しかしね、これ導入で唯一 ボスがランダムできまるミッションなんですが。
運が悪いと アンドロスコーピオンが何故こんなところで!という叫びをBGMに登場します。その時は支援攻撃で倒せるまで粘れ!的な感じになりますね!
*アンドロスコーピオン:今回出たリザードマンより格上(レベル5)しかも防御無視の銃撃やらを持つ強敵。
少なくとも開始直後のパーティにぶつける相手ではない。


だからどんだけ殺意高いんだ! しかし初ミッションそのものは順当に終わって油断しているPCたち。
次のミッションであのようなことになるとは夢にも思っていなかったのでした・・・

 

続く